ユーレイデコ第3話「仕組まれた裁判」感想
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第3話感想
フィンが言うユーレイのイメージがまんまホームレスだった。
やはり戸籍登録がなされていないユーレイと呼ばれる人たちは現実社会においても無惨に政治と言うか経済活動と言うかそういう社会全体から棄てられた人々であり、棄てられなかった人間は日々発信される情報を検閲、操作されることで社会的にも棄民の存在を見て見ぬふりをしている・・・その棄民こそこの作品で言うユーレイと呼ばれる存在であるとそう描きたいわけだな。
もっというと、棄民が生み出された理由は広がり続ける格差にあるとして、国は富めるものが蓄えている資産を税金で徴収して貧者に再分配して広がり続ける格差を是正しろ、会社は給料を上げて所得を増やし棄民された人々を減らせとそういう本音も見え隠れしている。
民主主義、自由主義経済である以上それは不可能でしょうから、やっぱり目指すのは貧富の差解消に国が介入する社会民主主義??
俺たちは低賃金で働きたくないから自由に自分らしく生きるけれどその時に生じる格差是正はずっと国が赤字国債発行してもいいからやってくれっていう自由と隣同士の責任を放棄したあまりにも都合のいい理想論?
あまりにもこの意見を主張するひとが増えてきているもんだからバカバカしくなってきたからこの話はよそう。
だが本編の流れがあまりにも堅苦しいもんだから実際のところなにも感想が浮かばないのよね。
いきなり裁判のシーンで「異議あり!」って弁護士ベルが入室してきたのは笑ったけれど、あれ、あなたがた「異議あり!」って言わせて冤罪を無罪にしていく、逆転裁判を象徴するワンシーンを描きたかっただけだろ?
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