ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season第9話「過ちを犯しながら、それを改めないことをこそ、
真の過ちという。」感想
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第9話感想
ペーパーシャッフル試験対策の勉強会を通して綾小路清隆を中心としたいわゆる「綾小路グループ」が結成される一方で、櫛田桔梗は堀北鈴音を何としてでも退学させるために自身が作成したDクラスの数学の問題を担任に提出する一方で龍園を通してCクラスの提出する問題と答えを教えてもらっていたが、いざ試験当日になってみると龍園から教えてもらったのとは全く別の問題が出題されていたことを知り驚愕した。
そう、堀北が櫛田の裏切りを先読みしいち早く問題を担任に提出し、その際にこの問題以外は受理するなと根回ししていただけでなく、綾小路も龍園に圧力をかけて別な問題を提出するように要求していたのだ。
さらに、実はさらに綾小路は軽井沢恵と結託し櫛田の制服にカンニングペーパーを仕込んでいた。
この事実を知った櫛田は堀北らを嫌悪し、龍園も黒幕Xだけでなく軽井沢恵も監視のターゲットとすることにした。
ちなみに現在の綾小路グループのメンバーは綾小路清隆、長谷部波瑠加、三宅明人、幸村輝彦、佐倉愛里の5人であり、親密になった証にみな下の名前で呼ぶことがルールである。
お前らさあ、言っちゃ悪いけれどペーパーシャッフル試験の直前に映画見に行くなよ、どんだけ余裕があるんだよ、それはテスト終わってからいけよ。
ってことでプププププゲラブゲラwwwwwwwwwwwwwww
ねえねえどんな気持ち?
ねえねえどんな気持ち?
櫛田、龍園とうまく結託して堀北鈴音退学作戦を進めてきたつもりが逆に裏切り者なのがすでに体育祭以後の言動でバレてるし自分でも言ってるもんだからまんまと綾小路たちの策略にはめられて自分が退学もありうる格好のエサにさせられていたもんだからメシがうまい。
しょせんは櫛田と龍園は友人でも恋人でもセ○レでもなくただ利用するされるの関係にすぎないので、状況というか圧力というか、それひとつで立場なんて180度入れ替わるものなのである。
今らこんなことを言うのも何だけどなんでベラベラ話しちゃったのさ、自分が体育祭の各競技のメンバー表をCクラスに横流しした裏切り者であり、中学時代にはクラスを学級崩壊させた本人であるって。
そりゃそんな事実を知ったならば綾小路と堀北に徹底マークされているって考えなくてもわかることでしょ。
あれは悪手だったとしか思えないな。
堀北らをうまく出し抜いたつもりが出し抜かれてることにまったく気づくことがなかった、一手二手ではなくさらに数手先が読めてないのが櫛田のアカン点なのである。
あとは綾小路、普段からさえない顔しててポーカーフェイスで表情ひとつ変えないから龍園が探る黒幕Xの候補から早い段階で外れてるってのもまたおもしろいところなんだよね。
ずっとさえない顔をしてるってのが重要、まさかこいつが黒幕Xであるなんてにおいを発してないのが綾小路のやり手な点である。
一方で試験本番以降の展開がバッサリと切り取られたのかわからないがクラスの成績はどないなったんや?ってことになってる。
このへんの流れは来週に描かれるのだろうか。
なんだろうな、いまいち登場人物の心情が浮かび上がってこない、ダイジェストみたくなってしまっている印象が強い。
佐藤麻耶も綾小路に告白のようなことを言ったにしては登場シーンが激減しててすっかり影薄くなっちゃったしな。
おまえ綾小路とペアなのに綾小路グループ入ってないのかい。
もっとグイグイくるのかと思ったら今回に至っては1シーンだけでっせ登場したの、しかも軽井沢恵に追い出されるかのようにして退場しちゃったし、たぶんこのへん伏線になってくるんだと思う、ラブロマンスの。
唯一の癒しポジも佐藤麻耶単独からさらに入れ替わって長谷部波瑠加と佐倉愛里のふたりになってたしな。
そもそもこれも今さらだけどペーパーシャッフル試験ってまたすげえ試験だよな、何がって教員の難易度調整指導はあるにせよ問題文を生徒に作らせてることだよ。
問題を作るためにはリーダー格の生徒がいることに加えその人物が学習内容を完全に理解して問題文作成能力=日本語と文章力も理解あることが不可欠ってのが前提だからね。
つまりは…クラス内に一人か二人はいるであろうリーダーでエリートを探し出すのにこの試験はうってつけだったのである。
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