ゾンビランドサガリベンジ第3話感想:愛回に見えて実質純子回

2021年春アニメ



ゾンビランドサガR第3話「愛と青春のアコースティックSAGA」感想


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第3話感想

今回はホワイト竜の後継にラジオの仕事をもらったことでちょこちょこと知名度が上がり仕事が入るようになったフランシュシュがすっかり愛に頼り切りになってしまっていたところでハートマン軍曹を演じてる幸太郎により佐賀アリーナのこけらおとしライブをするアイアンフリルの前座として殴り込み出演することになり、しかも愛だけはライブも参加せずにソロでの活動をする方針となったエピソード。

佐賀以外での仕事をすべてキャンセルする幸太郎、一方で愛がソロで活動する中お姉さん的役割を担うことになった純子は愛がいないなかライブで自分たちの存在感を見せられるか不安にかられてしまっていた。

焦りからか変な方向にインパクトの出し方を思慮しているさくらたちメンバーを前に純子はひとり海に向かってギターをひいていた、純子は昭和の時代を生きたソロアイドルだったためにグループを引き立たせる方法がわからずにいた。

さくらと純子は愛に相談をしようとしたが、愛はアイアンフリルの現リーダーから強引にヘッドハンティングされてしまうのを目撃してしまうのであった。

愛回というけれど実質的には純子回だろうか。

パソコンどころかワープロさえもない時代に生きていたのでパソコンで「インパクト」と日本語入力で打ったつもりがローマ字入力になっていたことにも気づくことはない純子。

彼女がかつての大ヒットフォークソングを歌う、そのシーンだけ昭和のテレビのブラウン管に合わせてアスペクト比が4:3になり彩度も下がる純子。

佐賀アリーナのこけらおとしライブにプランシュシュから見たらすんごい格上のアイアンフリルを配置してきた、15年くらい前、当時センターをやっていて、佐賀でのコンサート中に落雷に打たれて死んだ伝説も残す愛への哀悼も兼ねての配置だろう。

その愛だけど、アイアンフリルの現センターからヘッドハンティングされてしまった、当然彼女たちは愛が事故死して、このとおりゾンビィになってることは知るよしもないので「水野愛によく似てる気迫のあるアイドル、ゾンビィ3号」としてハントして来ただろうか。

佐賀アニメなのに佐賀を辺境の地と堂々と言っちゃうセンターね。

さて、そんなアイアンフリルのライブの前座を務めることになったプランシュシュだけど、幸太郎により愛は出演メンバーから外れることになってしまった、愛がアイアンフリルの関係者に見つかると何かとやばいのはそうなんだけど、幸太郎の裏の真意もある程度は読めるのよ。

それはフランシュシュとして活動して以来、みな愛になにかと頼りきりになっているからあえて外したときに残りのメンバーはどういう動きを見せるか、愛が不参加になっても彼女たちだけで存在感というかインパクトを示すことはできるか、しかもそれは安いタレントよろしくへんな特技を見せるのではなく、アイドルとして歌と踊りの正攻法をライブの参加者に演じ切るかたちで。

そして一公演でさくらたちがその先に続くなにを得たか、それを求めているのだと思う。

だから、幸太郎はメンバーの様子を見て愛以外のメンバーに直接指摘するのではなく、愛をソロにして別な活動をさせることにした。

インパクトを見せつけたいのはわかるが焦るあまりにその場凌ぎのへんな特技に逃げてしまってはダメで、そんなのは前座として仕事をしたことにはならない、どれだけアイアンフリルにも自分たちにも観客たちにも楽しくなれる時間を正攻法で作れるか、幸太郎にとってはフランシュシュとして活動できる時間が限られているなか、愛のいない彼女たちの実力を見たかったってのもある。

そこに昭和の売れっ子アイドルだった純子の現代のアイドルとしての時代や価値観の違いものっけてきてる感じ。

実は一番苦しいのは純子なのよね、昭和のアイドルのまま愛の後ろでなあなあでここまで来ちゃったのがいきなり前に出ることになったことで、アイドルを0から未経験なさくらやサキとは違い、平成のアイドルは実質0からの未経験な上、昭和と平成の時代のギャップから改めて戦わないといけないから。

平成の大人数ユニットのセンターとして活動していた愛にとっては他のメンバーへの世話は簡単にできることでも昭和のソロアイドルだった純子はそれができない、まずは価値観を迅速にアップデートしなければいけない。

だがいたって保守的な考えを持っている昭和の人間にインターネット社会で世の中がグルングルン動く平成の考え方は受け入れられるのか、そこからになるよね。

今後は愛のアイアンフリルへのお誘いを断らせるためにさくらと純子はライブ本番に向けて動き出す、って流れになるかな。

愛は自分の意思を話す機会もなく、無理矢理アイアンフリルのメンバーとして参加させられていたりしてな。

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