ゾンビランドサガリベンジ第5話感想:実質リリィVSライトのオーディション

2021年春アニメ



ゾンビランドサガR第5話「リトルパラッポ SAGA」感想


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第5話感想

今回はリリィが全国ネットの公開オーディション番組に出演することが決まり、まずはローカルの予選に優勝したら全国に少しは名前を残せるワンダフルチャンス!ってことではりきるエピソード。

この予選には子役の大空ライトも参加していて、お手玉で手に取ろうとした玉を落としてしまうハプニングに見舞われるもの動揺せずに最後まで披露していく。

一方でリリィは落語を一席披露して観客を沸かせていった。

決勝に進んだ二人は楽屋口にて対面、ライトはリリィに俺はビッグになってブロードウェイの舞台に立つことを目標としていると告げ、なんと知ってかしらずかリリィが歌おうとしていた楽曲を同じ曲を歌って観客を魅了させていってしまった。

舞台袖で同じ曲を歌われてしまったリリィはスキャットを入れたアレンジを入れて歌って踊り、主にちびっ子を沸かせていくことに成功する。

結果はライトが優勝したが、夕暮れのトイレの個室でひとり、試合には勝ったが表現者としては負けたことを悔やむライトにリリィは君には自分にないものを持ってるから叶えて見せてよ、と小生意気なことを言い、ライトは東京に出てきたら共演してやってもいいと返し、会場で別れていったのであった。

弱キャラ巽くん。

パラッポってなに、クレヨンしんちゃんのOP?と思ってしまったがそういうことか。

打って変わってその巽幸太郎ポジにいるのが元天才子役の豪正雄ことリリィ。

なんでポジションが入れ替わっているのかその理由は後々わかるんだけど、要はリリィがスーザン・ボイルを一躍有名にした英国のオーディション番組、ブリテンズゴットタレントのパロディであるところのオーディション番組に応募してみたら見事に選ばれて出演することが決まったから一肌脱いだる、と幸太郎を差し置いてやる気がみなぎってきてるってわけ。

幸太郎、そのオーディション番組で演じたのが普段のあなたでは考えもつかない、ムツゴロウの形態模写なる素人ですら考えないほどクソつまらないものだったんだけど、もしかして張り切ってるリリィや他の出場者へのお膳立てかな?

ゲストというかライバルというか、相対するキャラは声を聞いてびっくりしたよ、バーローっていうんだから。

さすがに見た目は子ども、頭脳も子どもだったけど。

大空ライトではなく江戸川コ○ンでしょ。

俺はそこらの素人とは格が違う、リリィが誰だか知らないが俺こそ伝説と呼ばれてる知名度も高い芸能人だぞ、だから楽屋からお菓子から特別扱いしろとってなるのはもう典型的なませた少年だよな。

じゃあこの子役に何ができるんですか?ってなるとそこはやはり芸能人、お手玉のハプニングをもろともせず、決勝での歌唱力は立派だし、リリィの歌う予定であった楽曲を被せてくるしたたかさもあるし、競争社会、実力社会であるところの芸能界に一度入ると少年でさえ生き残るために世間ずれするものなのだってのをリリィにもみなさんにも見せつけてくれたね。

一方でリリィもいつ稽古をつけてもらったんだ?って思ってしまうほどに落語はお見事、しかも題は子別れなる、酒に飲まれた男の元から妻と子が去っていき、男は女郎を引き入れたけどそいつがこれまた化け猫みたいな性格で、おまけに女の方から出ていってしまった話から始まる、フルだと1時間はかかる長さの人情噺。

視聴者はカットされまくりだけど観覧してる客の前では本当にフルで演じたんだろう。

本名は豪正雄で、母を早くに亡くし父がマネージャーをやってたんだけど子役が大成功して有名になり仕事がひっきりなしに舞い込み忙しくなって過労だったうえ、リリィのイメージを大切にしたかったゆえに大人になることをあまり望んでなくて、それでも体の成長がそれを許さずについに体毛が生えてきてショック死した、なるエピソード持ちのリリィによる子別れ、ゾンビとして復活して、この番組を見てるであろうパピーにこっそりと自分の成長っぷりを見せた感じかな。

決勝戦はライトと曲が被った、というよりかはあちらがわざとに被せてきた感じだけど、リリィも即興でスキャットを入れるアレンジができる芸を見せつけてきた、他の演者と曲が被ったから自分にはできないではこの芸能界通用しない、どんなことでもやるんだよって決意を見せてきた感じ。

この二人の戦いは楽屋口で語られていたように早く大人になってブロードウェイに立ちたい子役と生えてくる体毛の一本も気になる、リリィのイメージを大切にしたい元子役の対決でもあるんだけど、さすがに勝負はライトが勝った様子。

というかあれはある意味で見るとライトが勝つようになってる、本人を介さず事務所とオーディション番組サイドだけで取り決めがなされた言わば出来レースみたいなものだろう。

もしくは幸太郎がリリィを東京に行かせないためにライトを優勝させてくれと頼み込んだってのもあるかもしれない。

なぜなら彼は無難なことしかしていないのに勝ったから、インパクトで言うならあのクソつまらないムツゴロウの形態模写で喘ぐ幸太郎の様子がバカらしくて逆に5分間だけ話題になるが、ライトの演目は芸能人がやるわりにはさっぱりすぎて話題にもならん。

早く大人になって大舞台にあがりたい、って言ってるわりには、そういうイキってる少年らしさは見えず、どうにもしぶーく置きに行ってるって感じなのよ。

だから主に決勝においてスキャットでインパクトとして見せつけてきたリリィの方が勝ってたんだけど、これもうライトも分かってるんだよね、リリィの歌唱を見た瞬間にすでに。

こーれは絶対に勝てない、俺の負けだ…って、だから優勝したことをライト自身が一番驚いているのではないかな。ステージで何も残せなかった、優勝はしたがそれ以上の結果をなにも残せなかったって。

だから圧倒的にリリィの方が強かった。

ゾンビィだから大人になれないってのもあるんだろうけれど、大人になりたくないリリィが大人になれないしいつまた朽ち果てるかもしれないゾンビィの性質をうまく使いこなしてる感じ。

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