ゾンビランドサガリベンジ第8話感想:幸太郎のゾンビィ術のルーツが明らかに!?

2021年春アニメ



ゾンビランドサガリベンジ第8話「佐賀事変 其ノ壱」感想


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第8話感想

今回は嶋原の芸姑だったゆうぎりが政府高官の男性による身請けにより佐賀県へ移住することとなり、男性は移住後すぐに病気に倒れてそのまま死んでしまい多額の遺産を元手に芸の師匠として暮らすこととなったが、そこで消滅した佐賀県を蘇らせるためにビラを撒き政治活動をしていた青年の百崎喜一と知り合い、彼も佐賀の乱で親を失ったのち拾ってくれた老爺の徐福から「佐賀を守れ」との命を受けていたことが語られたエピソード。

喜一は親友の伊東正太郎とペアで活動していたが、酒に酔って寝ている喜一を横目に伊東はゆうぎりに「この国はいびつで野蛮」「こいつ(百崎)のまっすぐな心根は折られる」と意味深な発言をして帰っていった。

後日、毎日ビラ配りをしていた喜一に功徳の実証が実を結び、共感を受けたという仲間ができた、一方で伊東は道端で座っていた浪人に一枚の紙を投げ捨てると、その紙の中身を確認した浪人は動き出したのであった。

本編を見つつ佐賀県成立までの歴史が学べる良作品。

実は現在の佐賀県は3代目、初代は廃藩置県により佐賀藩がそのまま佐賀県に、2代目は初代佐賀県が厳原県と合併して誕生した伊万里県からの改称、だが佐賀の乱が起き、わずか一年足らずで三潴県(現在の福岡県南部)と合併されさらに三潴県も分割され今度は長崎県と合併、そこから分県運動がおきて分離したのが現在の佐賀県。

ということで佐賀県の名は実は2度消えている。

今回描かれているのはそのうち2度め、佐賀の乱ののち、佐賀県が消滅して長崎県に編入されているころの佐賀。

元嶋原の遊女だったゆうぎり掘り下げ回だけど、彼女の場合は生きていた時代が江戸末期~明治時代と古いので本当にアイドルアニメか?って思わせるほどの異色のストーリーになっていた、脚本は吉村清子、彼女はつい数年前にリメイクされた「どろろ」の一部エピソードも担当していたお方、どちらかというと幸太郎が何故に往年のアイドルや伝説を生んだ子たちをゾンビィとして蘇らせたのか、そちらが明かされていくことになるだろうか。

やはり時代が時代もあってかどうにか他のフランシュシュのメンバーたちも登場させたいために警官A、幸太郎、それとバーのマスターによく似た人物がモブキャラ役で登場してた、ただしリリィは本名の剛まさおのようなショタではなく見た目のとおり幼女としてだけど。

すでに幸太郎行きつけのバー「BAR New Jofuku」のマスターは彼と旧知の仲で、さらに「ゆうぎりにどでかい借りがある」「あのころはおもしろい時代だった」、だからマスターはゆうぎりが生きていた時代から生きている人物であることが1期目第11話で語られているからこれを仮定に見ていこう。

伊東は百崎の相棒役ながら、実は政府の息の根がかかった内偵らしいな。

彼が浮浪者に投げた紙に書かれていることを現代風にすると・・・

「対象の賛同者が集まり次第、これまで対象は確認できず、今後拡大する可能性が高い、出現(親指で隠れて見えない)指示」

つまりはこれまで(分県運動を起こしている)対象(百崎)の賛同者は確認できなかったけれど、百崎の様子を見る限りどうも拡大しそうな気配がある、東京から移住してきた花奴のゆうぎりなる女含めて怪しい人物がいるっぽいから出現したら動け、みたいな指示書かな。

すでにこの町には政府の命を受けた浮浪者に扮した政府のスパイもゴロゴロいるってことか。

この事件でゆうぎりは首をはねられる処刑を受けて命を落とすことが確定的だけど、誰が幸太郎の先祖でだれが130年後の現代においてバーのマスターになるんだ。

いや、伊東が政府の内偵ってところもミスリードの可能性がある、なぜなら、ゆうぎりを吉原から身請けした男性が佐賀の出の政府高官で、しかも引き取ったのち東京府内ではなくわざわざ彼の故郷の佐賀に身を置かせたからだ。

つまりは伊東や百崎から見たときにゆうぎりこそ表向き芸の師匠をしてる政府の側の人間、内偵者と考えられてもおかしくない、なら伊東が投げた紙にある対象とはゆうぎりのことになるが…それは考えにくいかな。

伊東内偵者説と的を絞ることにして、明治政府は佐賀の長崎からの分離運動を相当に警戒していて、運動が大きくならないうちに百崎と彼と接近しているゆうぎりや、伊東の知らないうちに賛同者になっている二人の青年を潰しにかかっていることになる…が、すでに百崎の運動はある程度民衆にも知られているので逆効果になるだろう。

だがそうすると百崎とゆうぎりは世帯を持ち子を産んだ、その子が幸太郎の祖父、または曽祖父あたりになるだろうか。

ならば徐福の死者のゾンビィ術はどうやって世代を受け継いだというんだ、伊東ではなく政府軍が先にゆうぎりを斬首、その後百崎を処刑しようとするも伊東は情を優先して百崎を生かして自分がが死に、生き延びた百崎が徐福からゾンビィ術を受け継ぎ、子へと子へと受け継がせたか、だがそうすると幸太郎の佐賀を救うためのリベンジにならない、いや、逆だ、百崎が佐賀を独立させたんだから、知名度が風前の灯になってしまった佐賀をふたたび復活させるリベンジになるか。

そのためにわざわざ先祖と婚姻を結んだ伝説の花魁、ゆうぎりを蘇らせたんだからな。

実はあのマスター、本当は伊東の子孫じゃないかと思うんだよね、徐福の声はマスターと同じ大塚芳忠だったけれど。

でもそうするとゆうぎりはなにを貸したのかって疑問が残る、おそらく百崎を助けるための貸しかな。

これは第1期第3話でも語られているけれど多分ゆうぎりはたしかに幕末に嶋原にいて壬生浪士組=新撰組の相手をしていたことはあるけれど、それは禿(かむろ、遊女見習いの幼女、嶋原では芸妓付き添いの幼女も呼ばれてた)として、そのときからすでにのちに明治新政府側につく人間にも目はつけられていて、明治維新後に京都から東京の吉原に移動してそこで伝説になったんじゃないかと思うんだよね。

花魁って吉原の格式高い遊女のことだから。

それにしても一人の芸者をめぐり元勲が争い明治政府までもが崩壊寸前になるなんてどれだけ伝説を残していたというんだゆうぎりは。

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